小さなお菓子屋の冷凍菓子販売までの道のり③食品表示

食品表示について今回書きます。

冷凍菓子製造販売に関わらず、密封包装して販売する上で必要です。

取り扱う食品によって細かな規定があるので、今回は当店に関係する内容に絞ってます。

不安な場合は、管轄の保健所に販売する商品から指導うけると教えてもらえます。

※販売する、、、ということは前提で営業許可を得ていることになります。ここは出店でも店舗でも同様な条件になります。

♦〈記載例〉

・商品名・・・冷凍食品など

・名称・・・一般的な名称

・原材料名・・・使用した原材料の重量割合の1番多いものの産地または製造地を記載。

アレルギー表示

(特定原材料・卵、乳、小麦、えび、かに、そば、落花生、ピーナッツは必ず記載)

(特定原材料に準ずるもの・アーモンド、あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、牛肉、くるみ、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチン)

※原材料は産地、加工食品は製造地の記載、添加物もあれば記載

・内容量

・賞味期限または消費期限・・・保存方法に記載した保管をして未開封の状態

・保存方法

・販売者

・製造者

♦栄養表示成分(省略が認められる場合もある)

・栄養表示成分・・・必ずこの記載名

・食品単位(g、㎖、食分、包装、そのほか1単位を表示)

・熱量、たんぱく質、脂質、炭水化物、食塩相当量を記載

※栄養表示成分は検査機関で調べてもらうことが必要。

♦冷凍販売の場合は

・凍結前加熱の有無

・加熱調理の必要性

・調理方法

お菓子1つを包装して販売するにも必要となるステップです。

いずれもここの記載は保健所からの指導や配布資料を参考にし、当店も実施している内容です。

ちなみ製造シールは自分で作ることもできます。

当店はラベル屋さん、というサイトで入力・印刷して製作しています。

食品表示は、取り扱い内容で細かに記載内容も変わりますので、きちんと確認をおすすめします。

原材料によっては人の健康を害することもあります。

なかにはアレルギー菓子を取り扱っていても、実際に表示なく販売していたという販売者さんのことも耳にすることもありました。。。美味しいものを安心して食べれるように・・・密封包装で食品表示があるもの、もしなければ営業許可があるのか、、、と購入する側にも確認して購入をおすすめします。

普段の買い物でも食品表示をみて買い物すると発見があります。

お醤油やお豆腐、蒟蒻ひとつにしても、全く使用しているものが違います。

オーガニックや美容成分と表示があっても、その成分が10%でも90%でも使用していることに変わりなく表示されていたり、化粧などで、ほとんどの成分が水も多かったり、防腐剤や界面活性剤が入っててもオーガニックと表示されてます。

ちなみにBIOは調べてみると基準様々ですが、植物原料がオーガニック原料の表示で、ほぼ90~100%の割合でした。 植物アレルギーなどで肌に合わない人もいると思うので、これも自身にあうものを選ぶ目が必要に思いました。

石鹸は目に見えなくても、すすぎ残りが発生しやすい面もあるので、すすぎが不十分だと無添加石鹸であっても衣類のすすぎ残りや肌残りから荒れを繰り返す場合もあります。

余談でしたが成分表示を見る目も大切です。

しかし、そこだけに頼るだけじゃなく、その生産者や製造元を知ってみたり、自分の体質に合っているか、使うことによって使用方法が面倒で気持ちにストレスになっていないか、心がうれしくなるか・・・等々、自分基準をつくることもオススメです。